七高News

「令和7年度七飯町中高生海外交流派遣研修事業」および「コンコード・カーライル高校―七飯高校交換...

   6月6日(金)の放課後、「令和7年度七飯町中高生海外交流派遣研修事業」と「コンコード・カーライル高校―七飯高校交換留学プログラム」に関する説明会を実施しました。

   七飯町は、アメリカ・マサチューセッツ州のコンコード町と姉妹都市提携を結んでおり、毎年中学生・高校生を対象にコンコード町への派遣を行っています。また、本校では、コンコード・カーライル高校との姉妹校提携により、平成29年度から交換留学制度を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時中断していました。ようやく今年度より再開が決定し、再び留学の機会が提供されることとなりました。

説明会には、留学への関心を持つ2年生13名が参加しました。

「国際交流に挑戦したい」「英語を使ってみたい」「異文化に触れてみたい」など、国際交流に積極的な動機があれば応募が可能です。多くの生徒の皆さんがチャレンジし、互いに切磋琢磨しながら成長してくれることを期待しています。

【1学年】キャリアガイダンスを実施しました

6月6日(金)、1学年を対象に6時間目の総合的な探究の時間を活用して、キャリアガイダンスを実施しました。今回は、進路についてより深く考えるきっかけとして、進路指導担当の教員から「将来を見据えた進路選択」についての講話が行われました。

講話の中では、「未来から逆算して進路を考えること」の大切さが強調されました。生徒たちはまず“10年後の自分”を想像し、そこから逆算して“5年後には何をしているべきか”を、周囲の仲間と対話を交えながら考えました。

 

フォームでアンケートを取った結果、1年生の進路希望状況は次のとおりでした。 大学・短期大学進学希望25.0%、看護学校進学希望2.8%、専門学校進学希望38.9%、就職希望33.8%。

 進学や就職を目指すにあたり、学力だけではなく、自分をアピールできる「実績」も大切です。資格取得、ボランティア活動、部活動や委員会活動など、積極的に取り組んだことは、履歴書や調査書に記載できる貴重な経験となります。こうした活動への熱意や継続的な努力は、自身の強みにもなり、進路実現の力になります。また、社会や時代の動きに関心を持つことも、自分の進路を考えるうえで欠かせない要素です。

進路を切り開くのは、他でもない「自分自身」です。「将来、自分はどうなりたいのか?」この問いに真剣に向き合うことから、未来への第一歩が始まります。

第1回 防災訓練を実施しました

6月3日(火)の6時間目に、令和7年度第1回防災訓練を実施しました。今回の訓練は、南渡島消防事務組合七飯消防署のご協力のもと、実際の火災を想定した実践的な内容で行われました。

訓練では、避難経路にスモークマシンを使用して煙を発生させ、防火シャッターも実際に作動させるなど、緊張感のある状況を再現しました。事前に届け出たうえで119番通報を実施し、消火器を持って現場に急行するなど、初期消火の対応にも取り組みました。

 生徒たちは教員の指示に従い、落ち着いて素早く校庭へと避難することができました。

 避難完了後には、生徒代表による「消火訓練」と「通報訓練」を行いました。消火訓練では、「火事だ!」という大きな声で周囲に火災発生を知らせ、水消火器を使っての初期消火を体験しました。

 

通報訓練では、実際に119番通報のやりとりを模擬体験しました。

 

訓練の最後には、七飯消防署の坂内様より講評と講話をいただきました。 講評として、「多くの生徒が口元を押さえながら迅速に避難できていて、とても素晴らしかった」とのお言葉をいただきました。

 また、講話では次のようなお話がありました。「木造住宅で火災が発生した場合、火が燃え広がるまでの時間はおよそ7分。 119番通報から消防車が到着するまでには5~10分かかることがあるため、早急な通報が非常に重要である。 また、火災で発生する煙には一酸化炭素などの有害物質が含まれており、吸い込むと意識を失う、あるいは命に関わる危険もあるため、避難時は煙をできるだけ吸わないように行動することが大切である。」

 今回の訓練を通じて、生徒たち一人一人が防災に対する意識を高め、万が一の際にも自らの命を守る行動ができるようになることを期待しています。

【1学年】選択科目ガイダンスを実施しました

 第2学年からの進路に応じた選択科目を決めるため、第1学年を対象に「選択科目ガイダンス」を行いました。七飯高校では、各教科担当の先生から授業の内容や特徴について説明を受け、生徒一人一人が自分の進路希望に合った科目選択ができるようサポートしています。

 

 ガイダンスの後はHR教室にて、担任の先生からさらに詳しい説明があり、生徒たちは自分の進路と真剣に向き合う時間となりました。

 選択科目は、将来の進路や夢の実現に深く関わる重要なステップです。七飯高校では、生徒一人一人の可能性を広げるため、きめ細やかな進路支援を行っています。

ピア・サポート研修会がスタートしました

5月29日(木)の放課後、コミュニケーションのスキルを積極的に学びたい43名の生徒が集まり、ピア・サポート研修会が行われました。

 

最初のアイスブレイクでは、指先と指先を合わせて挨拶を交わす「アウチ」を行いました。この活動を通して、緊張を和らげながらお互いに親しみを持って関わる雰囲気が生まれました。

 

続いて行われたのは「5回じゃんけん」。5回連続で勝ち抜くというシンプルながら白熱したゲームで、最初に勝ち抜いた生徒はなんと12秒という記録を達成! 全員が終えるまでにかかった時間は2分2秒で、講師の先生からも「とても早い!」とお褒めの言葉をいただきました。先頭で勝ち抜いた生徒は「とても楽しかったです」と笑顔で感想を語ってくれました。このアイスブレイクでは、さらに緊張をほぐし、次の本格的なエクササイズに臨む環境ができました。

 

研修の最後には、「上手な話の聞き方」についてロールプレイを通じて学びました。話を聞く際に、わざと目をそらしたりスマホを操作しながら聞く場合と、笑顔で前のめりになり、うなずきながら相手の話を聴く場合とを比較しました。生徒たちは、「あいづちが返ってきて嬉しかった」「優しさが伝わってきた」「時間があっという間だった」といった感想を共有し、真剣に話を聞く姿勢=傾聴の大切さを実感していました。

 

今後も定期的にピア・サポートトレーニングを実施し、生徒同士が支え合い、よりよい関係づくりを目指していきます。