七高News

第1回 防災訓練を実施しました

6月3日(火)の6時間目に、令和7年度第1回防災訓練を実施しました。今回の訓練は、南渡島消防事務組合七飯消防署のご協力のもと、実際の火災を想定した実践的な内容で行われました。

訓練では、避難経路にスモークマシンを使用して煙を発生させ、防火シャッターも実際に作動させるなど、緊張感のある状況を再現しました。事前に届け出たうえで119番通報を実施し、消火器を持って現場に急行するなど、初期消火の対応にも取り組みました。

 生徒たちは教員の指示に従い、落ち着いて素早く校庭へと避難することができました。

 避難完了後には、生徒代表による「消火訓練」と「通報訓練」を行いました。消火訓練では、「火事だ!」という大きな声で周囲に火災発生を知らせ、水消火器を使っての初期消火を体験しました。

 

通報訓練では、実際に119番通報のやりとりを模擬体験しました。

 

訓練の最後には、七飯消防署の坂内様より講評と講話をいただきました。 講評として、「多くの生徒が口元を押さえながら迅速に避難できていて、とても素晴らしかった」とのお言葉をいただきました。

 また、講話では次のようなお話がありました。「木造住宅で火災が発生した場合、火が燃え広がるまでの時間はおよそ7分。 119番通報から消防車が到着するまでには5~10分かかることがあるため、早急な通報が非常に重要である。 また、火災で発生する煙には一酸化炭素などの有害物質が含まれており、吸い込むと意識を失う、あるいは命に関わる危険もあるため、避難時は煙をできるだけ吸わないように行動することが大切である。」

 今回の訓練を通じて、生徒たち一人一人が防災に対する意識を高め、万が一の際にも自らの命を守る行動ができるようになることを期待しています。