10月2日(木)に「1日防災学校」を実施しました。午前9時に校内放送でシェイクアウト訓練を行い、生徒が落ち着いて実行できるかを確認しました。
また、各教科の授業においても防災に関する内容を横断的に取り入れ、日常の学習と防災意識の結び付けを図りました。
学年ごとの活動は次のとおりです。
1年生は七飯消防署の救急救命士の方々を講師に迎え、「救急救命講習」を実施しました。心肺蘇生法やAEDの使い方を実際に体験し、命を守るために必要な知識と技術を学びました。
2年生は新聞紙を活用して防寒着を作成しました。限られた時間で完成させる集中力と工夫が光りました。活動の最後には非常食についても確認し、災害時の備えの重要性を再確認しました。
3年生は七飯町役場情報防災課のご協力のもと、避難所を想定した防災テントとベンチの組み立て訓練を行いました。協力し合いながら実際に体を動かすことで、避難生活の具体的なイメージを持つことができました。
6校時では授業中に突然非常ベルを鳴らし、事前告知なしの火災避難訓練を実施しました。生徒たちは落ち着いて迅速に避難でき、日頃の訓練の成果が表れていました。
最後に、七飯町役場の地域防災マネージャー・菅井さんをお迎えし、「今年の夏の振り返り」と題して、実際に発生した災害をもとにご講演をいただきました。
この1日を通じて、生徒一人一人が防災について考え、学び、体験することができました。本日の学びを日常生活に活かし、今後も防災意識を高めていきたいと思います。