5月29日(木)の放課後、コミュニケーションのスキルを積極的に学びたい43名の生徒が集まり、ピア・サポート研修会が行われました。
最初のアイスブレイクでは、指先と指先を合わせて挨拶を交わす「アウチ」を行いました。この活動を通して、緊張を和らげながらお互いに親しみを持って関わる雰囲気が生まれました。
続いて行われたのは「5回じゃんけん」。5回連続で勝ち抜くというシンプルながら白熱したゲームで、最初に勝ち抜いた生徒はなんと12秒という記録を達成! 全員が終えるまでにかかった時間は2分2秒で、講師の先生からも「とても早い!」とお褒めの言葉をいただきました。先頭で勝ち抜いた生徒は「とても楽しかったです」と笑顔で感想を語ってくれました。このアイスブレイクでは、さらに緊張をほぐし、次の本格的なエクササイズに臨む環境ができました。
研修の最後には、「上手な話の聞き方」についてロールプレイを通じて学びました。話を聞く際に、わざと目をそらしたりスマホを操作しながら聞く場合と、笑顔で前のめりになり、うなずきながら相手の話を聴く場合とを比較しました。生徒たちは、「あいづちが返ってきて嬉しかった」「優しさが伝わってきた」「時間があっという間だった」といった感想を共有し、真剣に話を聞く姿勢=傾聴の大切さを実感していました。
今後も定期的にピア・サポートトレーニングを実施し、生徒同士が支え合い、よりよい関係づくりを目指していきます。